S1と名前が付いているが、S2よりも後の型番。外見は一見S2前期型とそっくりで、高速シャッターは1/500秒となってい る。しかし絞りの構造が違っていて、S3及びS2後期型と同じだ。また、こちらは外付け露出計対応となっている。その為シャッターダイヤルのTと 1/500の中間に溝がある。その溝と1/500の間にもう1箇所クリック感がある。ここに謎のスピード設定がある。もしかすると1/1000秒というス ピード設定なのだろうか?あるいは、外付けの露出計は1~1/1000秒のスピード設定があり、その1/1000秒に対応の為の単なる当て馬かもしれな い。実際に試すと、1/1000秒で切れている感じがするが厳密なところは不明である。この事はS1aでも同じことが言える。
ペンタックス S1。実は輸出用に作られた特別な型番で、カメラ図鑑では幻の型番と紹介されることもある。もちろん国内では販売されていない。逆輸入されたものが僅かではあるが中古市場で出回っている。マニア好みのレアーな型番と言えよう。
スペック的にはフォーカシングスクリーンがマイクロプリズムとなっているのでS3というよりS2後期型から高速シャッター1/1000を省いたものである。
尚、S1aはS2スーパーから高速シャッター1/100を省いたものである。
推定発売時期1961年

イメージ使用レンズ オートタクマー 1:2.2 55mm

| マクロタクマー50mm | オートタクマー55f2.2 |
|---|---|
| 形式 | 35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフ |
|---|---|
| レンズマウント | M42マウント |
| 対応レンズ | スーパータクマー(M42) |
| ファインダー | ペンタプリズムファインダー |
| フォーカシングスクリーン | マイクロプリズム固定 |
| シャッター | 機械式布幕横走りフォーカルブレーン |
| シャッタースピード | 機械式 T・B・1~1/500秒 |
| セルフタイマー | なし |
| ミラー、絞り機構 | クイックリターンミラー 完全自動絞り |
| シンクロ | FP(1芯式)、X |
| フイルム巻き上げ | レバー1回式 |
| フイルム巻き戻し | 底部の巻き戻しボタン及び巻き戻しクランク |
| フィルムカウンター | 手動初期設定順算式 |
| 露出計 | 専用外付露出計 |
| サイズ | 145W x 92H x 87Dmm(スーパータクマー55mmレンズ付き) |
| 重量 | 795g(上記レンズ含む)推定 |
| 発売時価格 | |
| 発売時期 | 1962年(昭和37年) 推定 |