アサヒフレックス/ラインナップ

アサヒフレックスⅡB

シャッターを切ったとき、ガシャーンとミラーの跳ね返る音は、このカメラから始まった。

1952年旭光学はアサヒフレックスⅠ型を国産初の一眼レフとして世に出したものの様々な難点があり使い勝手が悪く、一般には馴染みの薄いカメラでしかなかった。その顕著たる問題点がエバーリターンミラーであり、使い続けると指が痛くなるという苦情も多かった。それを克服したカメラが1954年発売のクリックリターンミラー搭載機アサヒフレックスⅡ型(何故かⅡBという形式が当てられている)であった。クリックリターンミラーとは、昨今のカメラでは当たり前の事であるが、シャッターを切るタイミングに合わせ機械的に自動でミラーが昇降する仕組みのことである。もちろん旭光学独自の開発によるものであった。実用としては当機ⅡBが世界初で、この仕組みが後々の一眼レフ普及の原動力になった。

その他の改良点として、シンクロにX接点が加わった。これが外見上ⅠAと見分けをする唯一の目印である。一方、レンズも改良が行われた。今までの50mmF3.5と併用でタクマー58mmF2.4という明るい標準レンズが加わった。

イメージ使用レンズ タクマー 1:2.4 58mm

アサヒフレックスカタログより抜粋

このカメラで撮影の写真

レンズ タクマー50mmf3.5

牛久シャトーカミヤ

レンズ タクマー50mmf3.5

龍ヶ崎市若柴町

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形式 35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフ 
レンズマウント M37マウント
対応レンズ タクマー(M37)
ファインダー レフレックスタイプ 平凸集光レンズ6倍ルーペ付/ 縦位置用透視式併設 フォーカシングスクリーン固定
シャッター 機械式布幕横走りフォーカルブレーン
シャッタースピード 機械式 B・1/25~1/500秒
セルフタイマー なし
ミラー、絞り機構 クイックリターンミラー、プリセット絞り
シンクロ FP(1芯式)、X
フイルム巻き上げ ノブ式(約360度)
フイルム巻き戻し ノブ式(Rレバーセット))
フィルムカウンター 手動初期設定順算式
露出計 なし
サイズ 144W x 75H x 72D mm(タクマー50mmf3.5レンズ付)
重量 651g(上記レンズ含む)
発売時価格 27,900円(上記レンズ含む)
発売時期 1954年(昭和29年)